歯列矯正60万円は相場より安い?費用の内訳と選び方を解説

矯正費用の内訳が気になる方へ
矯正の費用は、装置代だけでなく検査・調整・保定なども含めて総額で考えることが大切です。横浜元町ナチュラル歯科 矯正歯科では、内訳を分かりやすくご説明したうえで治療計画をご提案します。
歯列矯正60万円は相場と比べて安いのか?
歯列矯正60万円は、表側矯正(全体矯正)の平均費用78万円を下回る価格帯です。スマイルモア矯正が2026年4月に国内39クリニックを対象に実施した調査によると、表側矯正の費用は50〜110万円(平均78万円)、マウスピース全体矯正は50〜120万円とされています。
つまり、60万円は「相場の下限付近」に位置する金額です。軽度〜中等度の症例であれば、60万円前後で全体矯正を受けられるクリニックは実在します。一方で、裏側矯正(舌側矯正)の平均は123万円と大きく異なるため、治療法の選択が費用を左右する最大の要因です。

矯正方法別の費用相場はどのくらいか?
矯正治療の費用は、選ぶ装置と治療範囲(全体矯正か部分矯正か)によって大きく変わります。以下に2026年時点の主な相場をまとめます。
- 表側矯正(全体矯正):60〜130万円(平均78万円)
- 裏側矯正・舌側矯正(全体矯正):100〜170万円(平均123万円)
- ハーフリンガル矯正(全体矯正):80〜150万円
- マウスピース矯正(全体矯正):60〜120万円
- 部分矯正(ワイヤー・マウスピース):10〜70万円
大人の矯正治療の平均費用は66.8万円という結果も報告されています(Oh my teeth・矯正経験者250名調査)。60万円はこの平均値に近く、決して「格安」ではなく「標準的な下限」と捉えるのが適切です。
表側矯正(ワイヤー矯正)の費用
表側矯正は最もスタンダードな矯正方法で、費用を比較的抑えやすい治療法です。金属製ブラケットなら50〜80万円、目立ちにくいセラミックブラケットでは60〜110万円が相場です。ブラケットの素材選択だけで10〜20万円の差が生じます。
また、月1回程度の調整料として3,000〜10,000円が別途かかるクリニックもあります。「トータルフィー制」(調整料込みの総額制)のクリニックを選ぶと、追加費用の心配が少なく安心です。
マウスピース矯正の費用
マウスピース矯正(インビザラインなど)の全体矯正は60〜120万円が相場です。インビザラインは495,000〜825,000円(税込、調節料別途)が目安とされています。透明で目立たず、取り外しができる点が人気の理由です。
ただし、1日20時間以上の装着が必要で、自己管理が求められます。軽度〜中等度の症例に適しており、重度の歯並びには対応できないケースもあります。
裏側矯正(舌側矯正)の費用
裏側矯正は歯の裏側に装置を装着するため外から見えませんが、費用は100〜170万円と高額です。表側矯正と比べて30〜50万円の追加費用が一般的で、高度な技術と専用装置のオーダーメイド製作が必要なためです。当院(横浜元町ナチュラル歯科・矯正歯科)では、世界舌側矯正歯科学会・日本舌側矯正歯科学会の認定医が在籍しており、目立たない矯正を希望する方にも対応しています。

歯列矯正の費用内訳はどうなっているのか?
矯正治療の費用は「矯正装置代」だけではありません。治療前・治療中・治療後の3段階で費用が発生します。総額を把握するには各フェーズの内訳を理解することが重要です。
治療前にかかる費用
- 初診・カウンセリング料:0〜5,000円程度(無料のクリニックも多い)
- 精密検査・診断料:30,000〜50,000円程度(レントゲン撮影・歯型採取・写真撮影など)
- 抜歯が必要な場合:1本あたり数千〜1万円程度(保険適用の場合あり)
精密検査は治療計画の土台となる重要なステップです診断料は数万円程度が相場とされています。
治療中にかかる費用
- 装置料:矯正費用の大部分を占める。数十万〜100万円超
- 調整料(処置料):月1回・1回あたり3,000〜10,000円(トータルフィー制では込み)
- 装置破損時の修理費:クリニックにより異なる
治療後にかかる費用
- 保定装置(リテーナー)料:数万円程度
- 保定観察料:定期通院ごとに数千円程度
矯正治療後は歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐため、リテーナーの装着と定期観察が必要です。この費用を見落とすと総額が予想を超えることがあります。
総額と内訳をきちんと確認する
「表示価格に何が含まれるのか」は医院によって異なります。当院では検査・調整・保定まで含めた費用の考え方をご説明します。費用面の不安もご相談ください。
歯列矯正の費用を抑えるにはどうすればよいか?
費用を抑えるための有効な方法は複数あります。正しい知識で選択すれば、60万円以内での治療も現実的です。
医療費控除を活用する
歯列矯正は医療費控除の対象となる場合があります。1年間に支払った医療費の合計が10万円(または所得の5%)を超えた場合、確定申告で還付を受けられます。たとえば総額60万円の矯正治療では、所得税率20%の方なら最大約10万円の還付が期待できます。国税庁の定める「治療目的の矯正」が対象で、審美目的のみの場合は対象外となることがあります。
トータルフィー制のクリニックを選ぶ
調整料・処置料が総額に含まれる「トータルフィー制」のクリニックを選ぶと、治療期間が長引いても追加費用が発生しません。処置別支払い制では治療期間が延びるほど総額が増えるリスクがあります。
部分矯正で対応できるか検討する
前歯など一部の歯並びが気になる場合、部分矯正(10〜70万円)で対応できることがあります。全体矯正と比べて費用・期間ともに抑えられますが、噛み合わせの問題がある場合は全体矯正が必要です。
複数クリニックでカウンセリングを受ける
同じ症例でもクリニックによって費用は大きく異なります。「複数クリニックで見積もりをとり比較する」ことが推奨されています。無料カウンセリングを活用し、少なくとも2〜3院で比較することが賢明です。
矯正歯科を選ぶ際のポイントは何か?
費用の安さだけでクリニックを選ぶと、仕上がりの不満やトラブル時の対応不足につながるリスクがあります。費用・技術・アクセス・サポート体制を総合的に判断することが重要です。
- 認定医・専門医の在籍確認:日本矯正歯科学会の認定医や、世界舌側矯正歯科学会の認定医が在籍しているかを確認する
- 料金体系の透明性:トータルフィー制か処置別か、追加費用の有無を事前に確認する
- 治療法の選択肢:表側・裏側・マウスピースなど複数の選択肢を提案してくれるか 治療法ごとの内容は矯正治療ページをご覧ください。
- 通いやすさ:矯正治療は1〜3年の長期にわたるため、駅近・土曜診療など通院しやすい環境が重要
- 衛生管理・設備:個室診療室の有無、滅菌管理の徹底度
- コミュニケーション:治療計画・費用・リスクを専門用語を使わず丁寧に説明してくれるか
矯正歯科選びで後悔しないためには「日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているか」「料金体系が明確で適正価格か」「トラブル時のフォロー体制が整っているか」の3点が特に重要とされています。
横浜元町で矯正治療を受けるなら何が重要か?
横浜・元町エリアで矯正治療を検討する場合、アクセスの良さと専門性の高さが選択の鍵になります。当院・横浜元町ナチュラル歯科・矯正歯科は、みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩1分という好立地にあります。
院長・篠原英晃は世界舌側矯正歯科学会認定医・日本舌側矯正歯科学会認定医の資格を保有し、インビザライン・アソーライナー・シュアスマイルなど複数のマウスピース矯正セミナーを修了しています。表側矯正・裏側矯正・マウスピース矯正と幅広い治療法に対応できる体制を整えています。
当院の診療コンセプトは「予防・保存・低侵襲」の3本柱です。できる限り歯を抜かない・削らない治療方針のもと、矯正治療においても歯を守ることを最優先にしています。個室診療室を完備し、使用済み器具は1回ごとに滅菌パックで管理するなど、衛生面でも徹底した対策を講じています。土曜診療にも対応しており、お仕事や学校のある方でも通院しやすい環境です。
矯正治療の費用・治療法・期間について、まずは無料カウンセリングでご相談ください。横浜元町ナチュラル歯科 矯正では、患者さん一人ひとりの歯並びの状態と生活スタイルに合わせた最適なプランをご提案しています。

よくある質問
歯列矯正60万円で全体矯正はできますか?
表側矯正やマウスピース矯正の全体矯正は60万円台から対応できるクリニックがあります。ただし症例の難易度や選ぶ装置によって総額は変わるため、精密検査後の見積もりで確認することが重要です。
歯列矯正は保険適用になりますか?
原則として自由診療で保険適用外ですが、顎変形症や国が定めた先天性疾患に伴う矯正は保険適用となる場合があります。一般的な審美目的・機能改善目的の矯正は全額自己負担です。
医療費控除で矯正費用はいくら戻りますか?
所得税率や支払い総額によって異なりますが、60万円の矯正費用で税率20%の方なら最大約10万円の還付が目安です。確定申告時に領収書を保管しておくことが必要です。
マウスピース矯正と表側矯正はどちらが安いですか?
費用相場はほぼ同等で、どちらも全体矯正で60〜120万円程度です。症例の難易度・クリニック・ブランドによって異なるため、一概にどちらが安いとは言えません。
裏側矯正(舌側矯正)が高い理由は何ですか?
歯の裏側への装着は高度な技術が必要で、オーダーメイドの装置製作コストも加わるためです。表側矯正より30〜50万円高くなることが多く、平均123万円が相場です。
矯正治療の期間はどのくらいかかりますか?
全体矯正では一般的に1.5〜3年程度かかります。軽度の部分矯正なら数か月〜1年程度で終わるケースもあります。治療後の保定期間も含めると、さらに1〜2年の管理が必要です。
トータルフィー制と処置別支払い制の違いは何ですか?
トータルフィー制は調整料・処置料が総額に含まれ、治療期間が延びても追加費用が発生しません。処置別支払い制は通院ごとに費用がかかるため、治療が長引くほど総額が増えるリスクがあります。
歯列矯正の費用を分割払いにできますか?
多くのクリニックでデンタルローン・クレジットカード分割・院内分割払いに対応しています。金利や手数料はローン種別によって異なるため、事前に条件を確認することが大切です。
部分矯正と全体矯正はどちらを選べばよいですか?
前歯の軽度な乱れなら部分矯正(10〜70万円)で対応できる場合があります。噛み合わせの問題や広範囲の歯並び改善が必要な場合は全体矯正が適切です。精密検査で判断します。
矯正歯科を選ぶ際に最も重視すべきことは何ですか?
認定医の在籍・料金体系の透明性・治療法の選択肢・通院しやすさの4点が重要です。費用の安さだけで選ぶと仕上がりの不満やトラブル時の対応不足につながるリスクがあります。
結論
歯列矯正60万円は、表側矯正やマウスピース全体矯正の相場(60〜120万円)の下限付近に位置する現実的な価格帯です。「安すぎる」とは言えませんが、症例が軽度〜中等度であれば十分に実現可能です。費用を抑えるにはトータルフィー制のクリニック選び・医療費控除の活用・複数院での比較が有効です。認定医の在籍・料金の透明性・通院しやすさを総合的に判断し、まずは無料カウンセリングで自分の症例に合った見積もりを取ることをお勧めします。
横浜元町ナチュラル歯科 矯正歯科
元町・中華街駅 徒歩1分。費用の内訳や支払い方法を、検査をふまえて分かりやすくご説明します。お気軽にご予約ください。
著者情報
横浜元町ナチュラル歯科 矯正歯科
院長 篠原 英晃

院長略歴
1996年 日本大学歯学部卒業
1996~2003年 横浜近郊の小児矯正歯科医院で勤務
2003年 中区本郷町に「しのはら歯科医院」開業
2015年7月 中区山下町に移転し医院名を「横浜元町ナチュラル歯科 矯正歯科」へ
現在に至る
資格・学会
世界舌側矯正歯科学会 認定医
日本舌側矯正歯科学会 認定医
ICOI国際口腔インプラント学会 認定医・指導医
日本先進インプラント医療学会 インプラント指導医
マウスピース矯正セミナー(アクアシステム、アソーライナー、インビザライン、シュアスマイル)終了
セントルイス大宮島教授の矯正コース終了
ニューヨーク大学インプラント科CEOプログラムインプラント
審美歯科プログラム卒業
日本成人矯正歯科学会 認定医プログラム修了


