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舌側矯正のメリット・デメリット〜見えない矯正の特徴と選び方

「歯並びを治したい。でも、矯正器具が目立つのは困る…」

そんな悩みを抱えて来院される患者さまは、とても多いです。

特に接客業や営業職の方、人前に立つ機会が多い方にとって、矯正装置の見た目は大きなハードルになります。そのような方々に、ぜひ知っていただきたい治療法が「舌側矯正」です。歯の裏側に装置をつけるため、正面からはほとんど見えません。今回は、舌側矯正のメリット・デメリットを歯科医師の立場から詳しくお伝えします。

舌側矯正(裏側矯正)とは?

舌側矯正とは、歯の裏側(舌側)にブラケットと呼ばれる装置を接着し、ワイヤーを通して歯並びを整える矯正治療です。

「リンガル矯正」や「裏側矯正」とも呼ばれます。

歯の表側に装置をつける一般的な矯正(表側矯正・ラビアル矯正)と原理は同じですが、装置が歯の裏側にあるため、大きく口を開けない限り外から見えないのが最大の特徴です。

舌側矯正は、1979年に日本人歯科医師によって開発された矯正方法です。現在では装置自体が小型化され、装着後の違和感や発音のしづらさも以前と比べて大幅に軽減されています。

こんなお悩みはありませんか?

  • 外から見えない矯正を希望しているが、舌側矯正が自分に合うか分からない
  • 舌側矯正の費用・発音への影響・通院頻度が気になる
  • マウスピース矯正と舌側矯正のどちらが向いているか迷っている

舌側矯正はすべての方に適応できるわけではなく、お口の状態によって選択肢が変わります。プライバシーに配慮した環境でご相談いただけます。

舌側矯正について詳しく相談する|元町・中華街駅1分

お電話でのご予約:045-306-8047

舌側矯正の5つのメリット

① 矯正装置がほとんど見えない

最大のメリットは、やはり「目立たない」ことです。

装置が歯の裏側についているため、正面から見ても矯正していることに気づかれません。笑ったときも、話しているときも、装置が見える心配がほぼないのです。「矯正中だと職場の人に知られたくない」「接客中に装置が見えてしまうのが嫌だ」という方に、特に喜ばれています。

② 虫歯になりにくい

歯の裏側は、唾液が豊富に循環している場所です。

唾液には「自浄作用」があり、食べかすや歯垢を洗い流してくれます。さらに、殺菌作用や再石灰化作用も働くため、歯の裏側は表側に比べて虫歯菌が増殖しにくい環境です。表側矯正では装置が歯の外側につくため、口が閉じにくくなり口腔内が乾燥しやすくなりますが、舌側矯正ではそのリスクが軽減されます。

ただし、だからといって歯磨きをおろそかにしてはいけません。装置周辺には汚れがたまりやすいため、丁寧なブラッシングは必須です。

③ 食事中に食べかすが気にならない

表側矯正では、食後に装置に食べかすが詰まっていないか気になってしまうことがあります。

舌側矯正の場合、装置が裏側にあるため、食事中や食後に食べかすが見えてしまう心配がありません。外食や会食の多い方にとっても、精神的なストレスが少ない治療法といえます。

④ 舌癖の防止に役立つ

「出っ歯」の原因のひとつに、舌で前歯を押し続ける「舌癖」があります。

舌側矯正では、装置が歯の裏側についているため、舌が歯を押す動きを物理的に抑制する効果が期待できます。舌癖が改善されることで、矯正治療後の「後戻り」リスクを減らす可能性があります。

⑤ スポーツ中の怪我リスクが低い

表側矯正では、転倒や衝突の際に装置が口の内側を傷つけることがあります。

舌側矯正は装置が裏側にあるため、スポーツや激しい活動中でも口の内側を傷つけるリスクが比較的低いといえます。

舌側矯正の4つのデメリット

① 装置の違和感・舌への刺激

装着直後は、舌が装置に触れて違和感を感じることがあります。

口内炎ができたり、舌に傷がついたりするケースもあります。ただし、個人差はありますが、多くの方が1〜2週間程度で慣れていきます。近年は装置自体が小型化されており、以前と比べて違和感は軽減されています。

② 発音がしづらくなる場合がある

歯の裏側に装置がつくため、舌を歯の裏側に当てて発音する言葉が不明瞭になることがあります。

特に「サ行」「ラ行」の発音に影響が出やすいといわれています。こちらも慣れとともに改善していくことがほとんどですが、仕事でプレゼンや接客が多い方は、治療開始のタイミングを考慮するとよいかもしれません。

③ 歯磨きがしにくい

歯の裏側はもともと磨きにくい部分です。

そこに装置がつくと、さらに歯磨きが難しくなります。汚れを放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、装置を歯茎が覆ってしまい治療に支障をきたすこともあります。歯磨き指導を受けながら、毎日丁寧にケアすることが大切です。

舌側矯正のメリット・デメリットを正直にお伝えしたうえで、あなたのご希望と照らし合わせて一緒に考えます。相談だけでもOKです。

見えない矯正について相談する(相談だけでもOK)

④ 費用が高くなる

舌側矯正は、装置がオーダーメイドであること、装着に高度な技術が必要なことから、表側矯正に比べて費用が高くなります。

一般的に表側矯正の1.5倍程度の費用がかかるといわれています。矯正治療全体の一般的な費用は60万〜150万円が目安ですが、舌側矯正の場合は100万〜170万円程度が相場とされています。費用については症例や使用する装置によって異なるため、必ず担当歯科医師にご確認ください。

舌側矯正・マウスピース矯正・表側矯正の違いを比較

目立たない矯正方法として、舌側矯正と並んでよく選ばれるのが「マウスピース矯正」です。

どちらを選ぶべきか迷う方も多いので、主な違いを整理しておきます。

  • 目立ちにくさ:舌側矯正は表側に装置が一切つかないため、マウスピース矯正よりもさらに目立ちにくいといえます。
  • 取り外し:マウスピース矯正は取り外しができますが、舌側矯正は固定式です。取り外しができる分、マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必要で、自己管理が求められます。
  • 治療の確実性:舌側矯正は24時間歯を動かし続けられるため、確実な治療効果が期待できます。
  • 費用:マウスピース矯正は舌側矯正よりも費用を抑えられる場合があります。
  • 適応症例:症例によっては、マウスピース矯正では対応が難しく、舌側矯正が適している場合もあります。

また、「ハーフリンガル矯正」という選択肢もあります。上の歯を舌側矯正、下の歯を表側矯正にする方法で、フルリンガル矯正よりも費用を抑えつつ、目立ちにくさを確保できます。

舌側矯正に伴うリスク・副作用について

舌側矯正は自費診療となり、保険診療よりも高額になります。

また、治療に伴う以下のようなリスク・副作用についても、事前にしっかりご理解いただく必要があります。

  • 装置に慣れるまで、発音しづらさや違和感が生じることがある
  • 適切に歯磨きができていないと、虫歯や歯周病のリスクが高まる
  • 歯を動かすことで、まれに「歯根吸収」(歯根の先端が短くなる)が起こることがある
  • 治療後は「後戻り」を防ぐため、保定装置の使用と定期的な通院が必要
  • 顎の成長発育により、治療法や治療期間が変わることがある
  • 歯磨きやエラスティックの使用、通院などを適切に行っていただけない場合、治療の期間や結果が予定どおりにならないことがある

これらのリスクについては、治療開始前に担当歯科医師から詳しく説明を受け、十分に納得した上で治療を始めることが大切です。

舌側矯正が向いている方・向いていない方

舌側矯正が特に向いている方

以下のような方には、舌側矯正が特に適しています。

  • 職業上、矯正装置を見せたくない方(接客業・営業職・芸能関係など)
  • 大人になってから矯正を始める方で、周囲に知られたくない方
  • 舌で前歯を押す「舌癖」がある方
  • 前歯を後方に引っ込めたい方(出っ歯の改善)
  • スポーツを日常的に行っている方

慎重に検討が必要な方

一方で、以下のような場合は慎重に検討する必要があります。

  • 仕事でプレゼンや接客が多く、発音への影響が特に困る方(慣れるまでの期間を考慮)
  • 費用面で大きな負担が難しい方
  • 噛み合わせが深い場合は、奥歯の噛み合わせを変える処置が必要になることがある

どの矯正方法が最適かは、お口の状態や生活スタイル、ご要望によって異なります。

まずは歯科医師に相談し、ご自身に合った方法を一緒に考えることをお勧めします。

横浜元町ナチュラル歯科・矯正歯科の舌側矯正

当院では、日本舌側矯正歯科学会の認定医として、舌側矯正を提供しています。

「目立たない矯正をしたいけれど、どの方法が自分に合っているかわからない」という方も、ぜひ一度ご相談ください。症状やご要望に合わせて、舌側矯正・マウスピース矯正・表側矯正など、最適な矯正方法をご提案します。

当院のコンセプトは「予防」「保存」「低侵襲」の3つです。矯正治療においても、できる限り歯を守る治療を心がけています。治療の内容・流れ・費用については、専門用語を使わずわかりやすくご説明しますので、初めての方もどうぞ安心してご来院ください。

元町・中華街駅から徒歩1分という好立地で、土曜診療も実施しています。個室診療室を完備しており、プライバシーに配慮した環境でご相談いただけます。

「見えない矯正」だからこそ、治療の質と安心感にこだわりたい。

矯正治療は長い旅です。信頼できる歯科医師と一緒に、最後まで歩んでいきましょう。

まとめ

舌側矯正は、歯の裏側に装置をつける「見えない矯正」として、多くの方に選ばれています。

目立たない・虫歯になりにくい・舌癖防止など、多くのメリットがある一方、費用が高め・発音への影響・歯磨きのしにくさといったデメリットも存在します。どの矯正方法が最適かは、お口の状態や生活スタイルによって異なります。

大切なのは、正確な情報をもとに、ご自身に合った選択をすることです。

気になる点があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。

▼舌側矯正・矯正治療のご相談はこちら

横浜元町ナチュラル歯科 矯正(元町・中華街駅徒歩1分・土曜診療あり・個室診療室完備)

舌側矯正は装置が外から見えにくい点が魅力ですが、費用・発音への慣れ・通院頻度なども総合的に考慮する必要があります。横浜元町ナチュラル歯科では、メリット・デメリットを正直にお伝えしたうえで、あなたに合った選択をご一緒に考えます。

【初診の流れ】ご要望ヒアリング → 口腔内確認 → 装置の適応・費用・リスクのご説明 → ご質問タイム。その場で決める必要はありません。

【初診歓迎】横浜元町ナチュラル歯科に相談する

お電話:045-306-8047|月〜土診療(日・祝休診)

著者情報

横浜元町ナチュラル歯科 矯正歯科

院長 篠原 英晃

院長略歴

1996年 日本大学歯学部卒業

1996~2003年 横浜近郊の小児矯正歯科医院で勤務

2003年 中区本郷町に「しのはら歯科医院」開業

2015年7月 中区山下町に移転し医院名を「横浜元町ナチュラル歯科 矯正歯科」へ

現在に至る

資格・学会

世界舌側矯正歯科学会 認定医

日本舌側矯正歯科学会 認定医

ICOI国際口腔インプラント学会 認定医・指導医

日本先進インプラント医療学会 インプラント指導医

マウスピース矯正セミナー(アクアシステム、アソーライナー、インビザライン、シュアスマイル)終了

セントルイス大宮島教授の矯正コース終了

ニューヨーク大学インプラント科CEOプログラムインプラント

審美歯科プログラム卒業

日本成人矯正歯科学会 認定医プログラム修了

 

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