歯科矯正の通院回数の目安〜装置別の通院頻度と治療期間

矯正治療を始めようと思ったとき、多くの方が最初に気になるのが「どのくらいの頻度で通院するのか」という点ではないでしょうか。
仕事や学校、家事の合間に通院スケジュールを組み込むのは、決して簡単ではありません。「月に何回も行けるかな…」と不安になる気持ち、よくわかります。
実際に当院でも、「通院回数が多いと聞いて迷っています」というご相談を受けることがあります。でも、装置の種類や治療の進み方によって、通院頻度は大きく変わります。正確な目安を知ることで、生活設計がぐっと立てやすくなります。
この記事では、ワイヤー矯正・マウスピース矯正・舌側矯正それぞれの通院頻度、1回あたりの診療時間、治療期間中の総通院回数について詳しく解説します。
こんなお悩みはありませんか?
- 仕事や学校で通院が難しく、矯正を始めることを迷っている
- 装置ごとに通院頻度がどう違うのか比較して知りたい
- 治療期間全体のスケジュールをあらかじめ把握したい
通院ペースはライフスタイルのご希望もお聞きしたうえでご提案します。初診で治療期間の目安と通院頻度をあわせてご説明しますので、まずはご予約ください。
通院スケジュールについて相談する|元町・中華街駅1分お電話でのご予約:045-306-8047
歯科矯正の通院回数〜全体の目安を知ろう
まず、大枠を把握しておきましょう。
矯正治療の一般的な治療回数は、24〜36回が目安とされています。治療期間は一般的に2〜3年ですので、月に1〜1.5回ペースで通院するイメージです。ただし、使用する装置の種類・症状の程度・治療の進行状況によって大きく変わります。
矯正治療の通院には、大きく分けて2つの段階があります。
- 矯正治療期間…装置を装着して歯を少しずつ動かす期間
- 保定期間…歯が動いた位置を安定させる期間(リテーナーを使用)
保定期間中も定期的な通院が必要です。最初は数ヶ月に1回、その後は半年〜1年に1回程度の頻度になることが多いです。
治療が終わったからといって、すぐに通院がゼロになるわけではありません。歯の周囲の組織は元の状態に戻ろうとする「後戻り」の性質があるため、保定期間のケアも大切な治療の一部です。
出典
横浜元町ナチュラル歯科・矯正歯科「矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用」
より作成
ワイヤー矯正の通院頻度と治療期間
通院頻度は4〜6週間に1回が基本
ワイヤー矯正(表側矯正・裏側矯正)では、4〜6週間に1回の通院が一般的です。
この間隔は、ワイヤーの調整や装置の確認を行うために必要なサイクルです。歯は少しずつしか動かせないため、毎回の調整で少量ずつ力をかけ直していきます。調整をサボると治療期間が延びてしまうため、定期通院はとても重要です。
1回あたりの診療時間は、30分〜1時間程度が目安です。ワイヤーの交換やブラケットの調整など、処置内容によって多少前後します。
治療期間と総通院回数の目安
表側矯正(唇側矯正)の治療期間は、1〜3年程度とされています。
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の内側に装置をつけるため難易度が高く、1年半〜3年程度かかることが多いです。
4〜6週間に1回の通院で2〜3年間治療した場合、総通院回数は24〜36回前後になる計算です。
舌側矯正(裏側矯正)の特徴
舌側矯正は、装置が歯の裏側につくため外から見えにくいのが最大のメリットです。
ただし、装置に慣れるまでは発音しづらさを感じる方もいます。また、歯磨きが難しくなるため、虫歯・歯周病のリスクが高まります。定期的な通院でのメンテナンスと、丁寧な日常ケアが欠かせません。
当院では舌側矯正にも対応しており、「世界舌側矯正歯科学会 認定医」「日本舌側矯正歯科学会 認定医」の資格を持つ院長が担当します。目立たない矯正を希望される方は、ぜひご相談ください。

マウスピース矯正の通院頻度と治療期間
通院間隔は1〜3ヶ月に1回が目安
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べて通院頻度が少ないのが特徴です。
一般的には1〜3ヶ月に1回の通院ペースで進めていきます。複数枚のマウスピースをまとめて受け取り、自宅で段階的に交換していく仕組みのため、毎回の調整が不要なケースが多いです。
ただし、「通院が少ない=管理が楽」ではありません。
マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が必要です。自己管理がしっかりできていないと、目標とする治療結果が得られないことがあります。装置を自分で取り外せる分、患者さまご自身の協力が治療の成否を大きく左右します。
治療期間と総通院回数の目安
マウスピース矯正の治療期間は、治療範囲によって大きく異なります。
- 部分矯正(前歯中心)…2ヶ月〜1年半程度
- 全顎矯正…1〜3年程度
1〜3ヶ月に1回の通院で2〜3年間治療した場合、総通院回数は12〜36回程度になります。ワイヤー矯正と比べると、通院回数を抑えやすい傾向があります。
マウスピース矯正の注意点
マウスピース矯正は便利な反面、いくつかの注意点があります。
- 症状によっては対応できないケースがある
- 紛失のリスクがある(自分で取り外せるため)
- 装着したまま糖分入りの飲料を摂ると虫歯になりやすい
- 治療途中でワイヤー矯正への変更が必要になることがある
- 食いしばりの癖が強い方は奥歯が噛まなくなることがある
また、当院でご提供しているマウスピース型矯正装置は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。有効性を認めた上で導入していますが、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる点をあらかじめご了承ください。
治療を始める前に、担当の歯科医師から十分な説明を受け、ご自身の症状や生活スタイルに合った装置を選ぶことが大切です。
こんなお悩みはありませんか?
- 仕事や学校で通院が難しく、矯正を始めることを迷っている
- 装置ごとに通院頻度がどう違うのか比較して知りたい
- 治療期間全体のスケジュールをあらかじめ把握したい
通院ペースはライフスタイルのご希望もお聞きしたうえでご提案します。初診で治療期間の目安と通院頻度をあわせてご説明しますので、まずはご予約ください。
通院スケジュールについて相談する|元町・中華街駅1分お電話でのご予約:045-306-8047
小児矯正の通院頻度〜成長期ならではのスケジュール
第1期治療と第2期治療で通院期間が変わる
小児矯正は、成人矯正とは異なるスケジュールで進みます。
乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に行う第1期治療では、1〜2年の治療期間が目安です。その後、永久歯がすべて生えそろったあとに行う第2期治療では、1〜2年半を要することがあります。
成長期のお子さまは顎の骨が発達途中にあるため、成長を利用しながら歯並びを整えていきます。そのため、大人の矯正とは治療の進め方が異なります。
子どもの通院を無理なく続けるために
「子どもが歯医者を怖がって…」というご相談も多くいただきます。
当院では、嫌がるお子さまに対して無理に治療を進めることはありません。1人の人間として誠実に向き合い、気持ちに寄り添ったコミュニケーションをとることを大切にしています。笑顔で通院できる環境づくりを、スタッフ全員で心がけています。
「矯正治療は患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。」
これは大人だけでなく、お子さまにも当てはまることです。通院を楽しみにしてもらえる関係づくりが、治療の成功につながります。
通院回数を左右する3つの要因
①症状の程度・歯の動きやすさ
歯の動き方には個人差があります。
同じ装置を使っていても、歯が動きやすい方と動きにくい方では、治療期間が変わってきます。ごくまれに、歯が骨と癒着していて動かないケースもあります。また、歯根吸収(歯の根が短くなること)が起きた場合は、治療計画を変更することもあります。
②患者さまの協力度
矯正治療は、歯科医師だけで完結するものではありません。
装置の取り扱い・顎間ゴムの使用・定期的な通院など、患者さまのご協力が治療の進み具合に直結します。特にマウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が守れているかどうかが、治療期間を大きく左右します。
③虫歯・歯周病の有無
矯正治療中は装置がついているため、歯が磨きにくくなります。
虫歯や歯周病が発生すると、矯正治療を一時中断して先に治療が必要になることがあります。これが通院回数の増加や治療期間の延長につながるケースもあります。丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスの受診が、スムーズな矯正治療には欠かせません。
通院しやすい環境が矯正成功のカギ
立地・診療時間のチェックが大切
矯正治療は長期にわたります。
だからこそ、「通いやすさ」は医院選びの重要なポイントです。駅から遠い、診療時間が合わないといった理由で通院が滞ると、治療期間が延びてしまいます。
当院は、みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩1分という好立地にあります。お仕事帰りや学校帰りにも立ち寄りやすく、土曜診療も実施しています。近くにはコインパーキングや駐輪スペースもあるため、車・自転車でのご来院も可能です。
個室診療室でプライバシーを守る
矯正治療では、歯並びや口元のお悩みを率直に話す機会が多くあります。
当院では個室の診療室を完備しており、ほかの患者さまを気にすることなく、安心してご相談いただけます。「こんなこと聞いていいのかな…」という些細な疑問も、遠慮なくお話しください。
明確でわかりやすい説明を心がけています
矯正治療は、費用も期間も決して小さな負担ではありません。
だからこそ、現在のお口の状態・治療の計画・内容・流れ・費用について、できる限り専門用語を使わずに丁寧にご説明しています。「なんとなく始めた」ではなく、「納得して始めた」という安心感が、長い治療期間を乗り越える力になります。
まとめ〜矯正治療の通院回数は装置と症状で変わる
歯科矯正の通院回数は、装置の種類・症状・患者さまの協力度によって大きく異なります。
- ワイヤー矯正(表側・裏側)…4〜6週間に1回、総通院回数24〜36回程度、治療期間1〜3年
- マウスピース矯正…1〜3ヶ月に1回、総通院回数12〜36回程度、治療期間2ヶ月〜3年
- 小児矯正…第1期・第2期合わせて2〜4年半程度
「通院回数が多くて大変そう…」と感じる方もいるかもしれません。でも、一度しっかり歯並びを整えることで、その後の歯の健康や生活の質が大きく変わります。
矯正治療は、自分の歯を守るための長期投資です。
通院頻度や治療期間について、もっと詳しく知りたい方・自分に合った装置を相談したい方は、ぜひ一度当院へご相談ください。横浜元町エリアで、あなたの笑顔づくりをサポートします。
▼矯正治療のご相談・ご予約はこちら
みなとみらい線「元町・中華街駅」徒歩1分 / 土曜診療あり / 個室診療室完備
通院回数・治療期間は装置の種類とお口の状態によって異なります。横浜元町ナチュラル歯科では、初診で治療全体の流れと通院頻度の目安をご説明し、お仕事やご生活のペースも考慮してご提案します。
【初診の流れ】ご要望ヒアリング → 口腔内確認 → 通院頻度・治療期間・費用・リスクのご説明 → ご質問タイム。当日の治療は行いません。
30秒で予約する|横浜元町ナチュラル歯科お電話:045-306-8047|月〜土診療(日・祝休診)
著者情報
横浜元町ナチュラル歯科 矯正歯科
院長 篠原 英晃

院長略歴
1996年 日本大学歯学部卒業
1996~2003年 横浜近郊の小児矯正歯科医院で勤務
2003年 中区本郷町に「しのはら歯科医院」開業
2015年7月 中区山下町に移転し医院名を「横浜元町ナチュラル歯科 矯正歯科」へ
現在に至る
資格・学会
世界舌側矯正歯科学会 認定医
日本舌側矯正歯科学会 認定医
ICOI国際口腔インプラント学会 認定医・指導医
日本先進インプラント医療学会 インプラント指導医
マウスピース矯正セミナー(アクアシステム、アソーライナー、インビザライン、シュアスマイル)終了
セントルイス大宮島教授の矯正コース終了
ニューヨーク大学インプラント科CEOプログラムインプラント
審美歯科プログラム卒業
日本成人矯正歯科学会 認定医プログラム修了


歯科矯正の通院回数〜全体の目安を知ろう
ワイヤー矯正の通院頻度と治療期間
小児矯正の通院頻度〜成長期ならではのスケジュール
通院回数を左右する3つの要因